
2013.02.01
宅建港区支部 赤坂地区 秋の研修旅行
赤坂地区広報委員 眞壁久雄
平成24年11月18日(日)、すっかり涼しくなった東京駅の南口に集合し、バスは出発しました。日本橋三越本店で降りて江戸東京散策です。町に詳しい案内人の大嶋さんの説明を聞きながら、日本橋室町、人形町から浅草方面へ移動し、さらに東京スカイツリーに隣接する「東京ソラマチ」まで行きました。
まず呉服屋の越後屋、のちの三越から日銀本店を横に見て、私たちは日本橋に立ちました。
橋の上の高速道路は実に野暮ですが、橋には「日本橋」という大きな看板と、日本の街道がここからスタートする起点の「日本国元標」(レプリカで本物は橋の中央に埋まっています)があります。ちなみに看板は徳川慶喜が書き、元標は時の総理大臣佐藤栄作が書いた文字だそうです。また橋の欄干(らんかん)には空襲の焼夷弾の跡がまだ残っており、歴史を感じさせます。
さて、昼食は米久の牛鍋をいただきました。
浅草と言えば「浅草寺」です。観音様をお参りして、さらに散策を続けます。
悲運の花魁のいる江戸の町「吉原」。
徳川家康が江戸幕府を開いて間もない1617年、今の日本橋人形町に吉原の遊郭が作られました。その後周囲の環境が発展し、大火などもあり浅草(台東区千束4丁目あたり)に移転されました。
正面入口を大門(おおもん)といい、春をひさぐ女郎たちは外界へ出入りすることは出来ませんでした。
なんとなく寂しい気がしますので、ここからは面白い話をしましょう。
お土産にいただいた桜餅の話です。これは長命寺の境内に桜の木の葉がたくさん落ちました。これをゴミにせず何とか商売にしようと、葉を塩漬けにしてあんこ餅を包んで桜餅と名づけたそうです。
桜餅を買った人たちは「どうやって食べるのですか」とたずねます。長命寺の人は「カワをむいて食べてください」と説明しました。するとみんな隅田川を向いて食べたそうです。
最後に、東京ソラマチの根元にある東京スカイツリーに向かいました。今回は、スカイツリーには上らず、ソラマチダイニングスカイツリービュー30~31階から眺めることにしました。(タダだからです)