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【釣り同好会】第17回釣り同好会懇親釣り大会 報告

2014.05.28

釣り同好会参加者の皆様
釣り同好会参加者の皆様

東京湾シロギス釣り紀行


5月17日(土)8:00.金沢漁港黒一丸(くろかずまる)の船は、我々12名の期待と夢を乗せて、晴天の海へ出港した。
今回の狙いはシロギスである。この釣りは今までにも行っているが、毎回その興奮は変わることはない。釣り師にとって狙いは同じであっても、その都度潮況は違うし、工夫のしどころは違っている。とはいっても、前回のアマダイ釣りと比べれば、皆さん慣れたもので、どことなく余裕がある。こんな時は、肩の力を抜いて、沖釣りのもう一つの楽しみを味わうことができる。
釣り場は港から15分ほどのところで、浦賀ドックが目の前にあり、私の釣り座は左舷大艫(おおとも)であったので、5合目ほどまで雪を被った富士山を正面にし、右手には横浜ランドタワーが望める。風は午前中北風がゆるく吹いているので、舳先は湾奥を向いている。空には真っ白く刷いたような雲が浮かんでいる。そこらあたりは風が強いのだろう。海からの景色を見るのも沖釣りの醍醐味である。
船長の合図で、一斉に仕掛けを落とす。深さは15メートルから20メートル。5分もしないうちにパールピンクのシロギスが次々とあがってくる。餌は青イソメといって、みみずに細かな足をつけたようなものだ。初めての人は、それを手でちぎってハリに刺すのだから、あまり気持ちのいいものではないかもしれない。しかし、今回は皆さんベテランばかりなので、心配はなかった。
たぶん、どんな釣りでもそうだと思うが、一日のうちでよく釣れる時間帯がある。そのときに集中して釣らないと数がのびない。いくら頑張っても潮目の悪いときは名人でも釣れない。そんなときは、例のシュウマイ弁当でも食べながら、景色を楽しむことである。午後からは風向きが変わり船の向きも反対になった。私の席からは羽田に向かう飛行機がよく見えた。遠くて音が聞こえない分だけ、平和でのどかな時間を持てた。
釣果は皆さん30尾前後まではいったようで、まあまあというところか。
例のように順位は魚の大きさで決めた。
1位 杉山氏(赤坂地区)2位 佐藤氏(麻布地区)3位 渡部氏(台東支部)の各氏で、写真のとおりである。外道賞はイシモチを釣上げた初参加の種谷さん(麻布地区)だった。
次回は10月25日(土)の予定である。大勢の参加をお待ちしています。

  白鱚(しろきす)の鑢(やすり)のごとき鱗(うろこ)かな.    峨々

               

報告者 釣り同好会副会長 宮本靖夫

入賞者の皆様
入賞者の皆様
シロギス
シロギス

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