2016.05.30
染めたような青空がのぞく平成28年5月14日(土)7時25分、総勢10名の港区宅建釣り師と崎陽軒の弁当を乗せた釣り船『山天丸』は定刻より少し早く久比里港を出港しました。
本日の狙いはいつもよりレベルを上げてアマダイです。この釣りはボウズ覚悟と聞いておりました。本会の毎回の目玉の一つが崎陽軒のシュウマイ弁当であります。ボウズでもシュウマイ弁当でご満足して帰られる宅建釣り師が居るとか居ないとか。
ポイントまでは約30分強風の中、山天丸は水飛沫を上げながら疾走する間、初心者はレクチャーを受ける。
餌はオキアミ、尻尾を切り落として針につける。
ポイントに到着した合図のホーンが鳴る。各々仕掛けを沈める。
海底までの距離は約60メートル、タナは海底より1メートル、期待と不安の中で当たりを待つが風が強くベテランの皆様も当たりを取るのに苦労しておられました。
「揚がったよ」そんな中でもアマダイは着々と釣り上げられる。
桜色に輝く魚体に鰭はうっすらと青く光っている綺麗な魚である、釣り上げられた直後でしか見られないこの綺麗な魚体を見るだけでも来たかいがあると思いました。
今回は全員アマダイを釣り上げました。
優勝は前半に釣り上げた芝地区の岩谷行敏さん・44センチ。
準優勝は終了10分前に釣り上げた麻布地区の大瀧会長42センチ
三位はアマダイ釣りが初めてながらもビギナーズラックで釣り上げた麻布地区・芦澤政弘でした39センチ。
また外道賞に芝地区岡田純三さんが釣り上げたイトヨリ、このイトヨリはなんと46センチ・1.5キロの超大物、こんなに大きいイトヨリは大変珍しいとの事でした。
アマダイ釣りは帰宅してからがまた楽しみだ。
桜色に輝く魚体をお刺身にしましたが名前の如く身が甘く美味なり。アラは出汁を取りお吸い物と炊き込み御飯に、本当に上品なお味です。食べきれなかった身は昆布締めにして翌日にいただきました。これがまた美味なり。
こんなに美味しい魚はなかなか思い当たりません。
釣って良し、見て良し、食べてよし。釣り上げるには難しいですがその後の楽しみ、これに勝る釣りはなかなか思い当たりません。
本当に良い体験をさせて頂いた1日になりました。
麻布地区・芦澤政弘 記