2023.06.19
ライトヒラメ五目釣り
5月27日(土)午前8:15。本日の釣行者13名を乗せた船は、静かに葉山港に隣接する真名瀬海岸を出港した。船宿はいつもの五エム丸である。空は晴れ、海は凪で絶好の釣り日和である。
本日の狙いは、ライトヒラメ五目釣りである。この釣りは細めの竿1.5~2.0mに道糸EP2号、錘50号をつけ、針先に生きイワシを一尾つけ、水深20m程度に下ろして、当たりを待つ釣り方である。大事なことは、竿先に当たりがあっても、すぐに合わせてはならず、じっくり待ってから、おおきな引きを感じてから竿をもちあげるという寸法である。初心者はそのへんのコツがわからないので、ヒラメがまだ餌を齧っている段階で、竿を持ち上げてしまうので、イワシがすっぽ抜けて、逃してしまうことが多い。
さて、本日は釣り同好会会長の齊藤博史さんの2度目の釣行である。新会長の発案でできるだけ大勢の皆様が参加できるようにと、出航時刻を8時30分にしたり、弁当もいつもの焼売弁当から幕の内弁当にしたりした。結果からみると、8時30分の出航は遅すぎ、釣果は船中で3匹に終わってしまった。同宿の乗合船は出航6時で船中19匹あがっている。若女将が言うには、遅くとも7時頃には出ないといけないとのことだった。
それでも、一応表彰式は行えた。優勝は今回が初参加となる不動株式会社の東祐太郎さんで比較的型の良いヒラメ1匹、2位は小生で小ぶりのヒラメ1匹、3位は今村勉さんで更に小型のヒラメ1匹という結果であった。その他は外道のソイを数名が釣り上げた程度でほぼ全員坊主であった。あまりの結果に若女将が同情してくれたのか、前日自ら釣り上げたアオリイカ2尾を提供してくれた。それを13人でジャンケンして二人が獲得することになったが、幸い小生が1尾貰うこととなった。
家に帰り、ヒラメを刺身に、イカを塩焼きにして晩のおかずとした。感想はヒラメはまだ脂が乗っておらず、淡白であった。むしろおまけに頂いたアオリイカが美味かった。
釣りはその日の空模様と潮の具合で,釣れたり、釣れなかったりするので、何の保証もできないが、比較的安定したものを狙うことが、この同好会の趣旨でもあるので、今後については大いに参考にしていただきたい。会長さん以下、関係者の皆様ありがとうございました。
報告者
赤坂地区釣り同好会幹事 宮本靖夫