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芝地区研修旅行 「奈良・鳥羽・伊勢」記事を掲載しました

2015.09.11

法隆寺南大門土壁前
法隆寺南大門土壁前

7月4日から2泊3日で研修旅行に行ってまいりました。
今回は大人の修学旅行ということで、奈良・鳥羽そして伊勢を巡って参りました。
初日は源氏物語・枕草子にも記された古刹「長谷寺」そして聖徳太子誕生地「橘寺」へ参りました。
あいにくの天気で始終雨が降っておりましたが、「花の御寺」として有名な長谷寺は、緑がふかく、長い長い階段をのぼりきりますと国宝の本堂がそびえてまいります。本堂前面の懸造りの舞台から見た景色は遠くの山が霧で霞み、少し天に近付いたようでした。ご本尊11面観世音菩薩は、天文7年(1538年)東大寺仏生院実清良学の作と言われており、慈悲深いお顔をしていらっしゃいました。
そこで、霧でかすんだ山をバックに集合写真を撮りました。
次は聖徳太子誕生地の橘寺へ参りました。橘寺という名称は、垂仁天皇の命により不老不死の果物を取りに行った田道間守が持ち帰った橘の実を植えたことに由来するそうです。
ご本尊、聖徳太子・如意輪観音を拝観させていただきました。
2日目は法隆寺と二見玉神社・夫婦岩・ミキモト真珠島に参りました。
法隆寺は、修学旅行で行かれた方も多いのではないでしょうか。会員の皆様も懐かしいご様子でした。
日本最古(一番古い)の木造建築法隆寺は、飛鳥時代の姿を今に伝えております。
室町時代に再建された南大門の前の土壁は、これも日本で一番長く、映画や撮影に今もよく使われております。皆様も記念撮影されていらっしゃいました。
回廊、金堂、五重塔そして大宝蔵院に向かいますと宝物の宝庫です。百済観音、玉虫厨子、夢違観音など飛鳥時代、白鳳時代の宝物が多数あります。玉虫厨子の輝きは、もうすでにございませんが、現在の羽が数枚置いてありました。すべてがこの羽の輝きに包まれておりましたなら、さぞ素晴らしかったであろうとも思い、すべてが虫だと思うと・・・・。
どうしても行きたかったのが中宮寺です。本尊菩薩半跏像のほほえみと黒い柔らかい全体の質感は、是非一度ご覧になる価値があると思います。こちらは希望者のみの拝観でした。
最後の日は、伊勢神宮に行ってまいりました。外宮、内宮ともに正式参拝をさせていただきました。山中芝地区長が芝大神宮の宮司の勝田博之様とお知り合いでしたので、ご厚意で特別参宮章を頂き、参拝させていただきました。厳かな雰囲気に心が洗われるような気がいたしました。参拝にあたっては、お願いをするのではなく神様に何事もなく無事に過ごせる感謝の念をもって参拝をしなくてはなりません。内宮では雅楽と舞を披露していただきました。雅楽のゆったりとした音に合わせての舞は、優雅さと気品がありました。私は、座り慣れないものですから、足のしびれと闘いながらの鑑賞でした。
皆様のご協力の基、研修旅行を無事終えることができました。本当にありがとうございました。是非来年もご一緒できたらと存じます。

芝地区厚生委員 千歩 優美子

奈良
長谷寺縣造りの舞台
奈良
長谷寺縣造りの舞台

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