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東北復興支援の旅の記事を掲載しました

2013.03.15

田老駅での集合写真
田老駅での集合写真

リアス式海岸と復興支援の旅

 去る10月27日(土)より一泊二日で東北方面へ会員32名の参加を頂き研修旅行に行って参りました。
東北新幹線「はやて101号」で盛岡駅まであっという間に着きました。
その後、バスに乗り継ぎ宮古の割烹「おかめ」にてお魚料理の昼食を頂き、宮古駅より三陸鉄道北リアス線のローカル電車で被災地田老駅まで。車窓から時々眺める被害状況をみて、復興もなかなか進んでいないのがよく分かりました。目的地田老駅で下車をし、「この駅は高台にありますがこの駅も津波の水がきました」とガイドさんより聞きました。ここで集合写真を撮り、視察をしながら防波堤にのぼりました。見渡す限り建物は全壊で更地の状況です。基礎が少し残っているだけの悲惨な姿を目の当たりに見ながら地震、津波の恐ろしさを強く感じました。今は壊滅状態ですが復興支援などで少しずつ変わってきているようですとガイドさんは話していました。
  バスに乗り早坂高原で休憩をしてから車中ガイドさん(多田タミ子さん)より宮古のお話をうかがいました。宮古は工業も産業もとても盛んな所だったそうです。木炭の生産は日本一と言われているそうです。(ナラの木は木炭に適している)炭は湿気防止で近年よく利用されているそうです。バスはひたすら走り、ガイドさんの案内も常に休むこともなく、車窓からは右も左も山、山、山…。上の方の紅葉は終りましたが下の方はこれからですと話しをされゆっくり景色を見てみると紅葉がとても綺麗でした。3時間程走った頃、外は暗くなりましたがガイドさんは何の資料も見ないで退屈させることが無く話が尽きません。話し上手でずっと耳を傾けていた方はそう思われたと思います。
  山を下りてきてやっと灯りが見え、花巻の奥座敷、新鉛温泉「愛隣館」に18:00到着。長時間のバスの疲れを温泉で身体を癒してから19:30より恒例の宴会となりました。 はじめに大瀧地区長のご挨拶をして頂き、続いて乾杯の音頭を黒田副会長にして頂き、宴会の席ではお料理も四季折々の料理に旬の幸も揃っておりとても美味しく頂き会員同士の親睦も深まり閉会の辞に。阿久津副幹事長より東北の復興の一部にもお役に立てた事と宴会を終了しました。

 翌日はホテル愛隣館を後に小岩井農場へ。雄大な岩手山の南麗に広がる山々の小岩井農場は日本最大級の農場とのことです。
早速手作りのバター作りに挑戦。所要時間は40分程かかりましたが会員の皆様の真剣な手の振り方で出来上がりその手作りバターを南部せんべいに塗って美味しくいただきました。 その後は自由散策となり最後はお土産屋さんに足を向け、お土産も宅急便を利用されている方が多かったようです。
昼食は少し遅くなりましたが秋田の郷土料理料亭「稲穂」で。女将さんは秋田美人の商売上手、感じもよく笑いのあるとても気さくな方で写真も皆様のテーブルで愛嬌をふるまっていました。
お料理もたくさんありとても美味しかったです。
最後の予定コースみちのく小京都と言われている角館武家屋敷の見学ですがあいにくの雨降り。青柳家の武家道具館の館内で武士の生活様式を伝える武家道具等並んで青柳家の代々に伝わる文献書籍、押家、焼物等の見学をしました。後はお土産で買物等も今らしい生もろこしは人気があったようです。
帰りは角館駅「こまち36号」で夕食のお弁当を頂きながら東京駅で解散となりました。

厚生委員 清水光代

田老駅からみた被災地現状(24年10月)
田老駅からみた被災地現状(24年10月)
北リアス線記念乗車証明書
北リアス線記念乗車証明書
小岩井農場での集合写真
小岩井農場での集合写真
割烹稲穂にて
割烹稲穂にて

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