2016.12.01
港釣り同好会 第22回大会報告
報告者 芝地区 釣り同好会幹事 中村 惠一
港釣り同好会の秋季釣り大会が11月5日に三浦半島・走水港関義丸を使い黄金鯵釣りとして行われました。本来は10月の開催ですが船宿が最近の釣りブームでなかなか予約が取れず、この日にずれ込んでしまった訳です。
いつもは10名ほどの参加者ですが、港区支部にもこの釣りブームが乗り移ったかなんと18名の参加があり、釣りガール?3名が花を添えていました。
定刻通り8時に港を離れると、アングラーの胸には早や魚信や取り込みの感覚を思い出しながら道具の用意に一心不乱無口で漁場を目指して行きました。 今日の大会競技では大鯵2匹の重量で行うと大瀧会長から伝達があり、さすが東京湾口走水の大鯵釣だなということでしょう。
最初の漁場には30分ほどで着き船長の合図で胸躍らしながら第1投でしたがなかなか当たりが出ませんでした。趣味の釣りも営業と同じで鯵に来てもらわない訳にはいかないので、鰯ミンチのコマセを宣伝チラシとばかりどんどん撒きました。そのうちあちこちで歓声が上がり大鯵や大鯖が上がりました。しかし長続きせず移動しました。
小一時間走り数隻の漁船の居るところで竿を出しぼつぼつ鯵の当たりでしたが、イシモチが出たり特筆としては1kgくらいの平目が出たりと船上ではかなりの賑わいです。日並がよく暖かい陽気で着ぶくれの物を1枚1枚脱ぐ有様です。
午後移動した場所ではインバウンドの爆買い同様、爆釣になり食べ頃のサイズ25cmくらいが皆の竿を弓なりにし、あちこちで「網・網」と叫ぶ声がし2匹掛け・3匹掛けで釣れていました。大満足で皆さんはそこそこお土産が出来たのではないでしょうか。何しろ関鯵を凌ぐ速水の鯵なのですから。
港に戻り2匹の重量を計るため数人が鯵2匹を出された結果、優勝・赤坂地区
後藤さん800g、準優勝・特別会員今村さん650g、3位・芝地区佐藤さん620gに決まり表彰されました。外道賞は優勝された赤坂地区後藤さんの平目でしたが重賞の為、釣りガール3人のジャンケンで新橋地区内藤さんに決まりました。
今までにない18名の参加を見た22回大会も、船長の風・潮の見立てがよく会員の中には50匹を超す大量に恵まれた方も何人かいたようです。
事故もなく和気あいあいと過ごした走水を三々五々と帰る会員の顔には満足という笑顔が浮かんでいました。次も又、楽しく集まりましょう!!