2020.06.17
夏のヒラメに挑戦
今回の狙いは夏のヒラメである。ヒラメは冬場の釣りものであるというのが定説であったが、最近は道具、とりわけ糸の性能がよくなったので、細くて丈夫な糸のため軽い錘でも感度がとりやすいせいか、初心者や女性でもヒラメ釣りファンが増えている。
6月14日(日)、梅雨に入ったばかりの小雨の中を葉山の五エム丸から定刻20分前に就航した。定員10名の予定であったが、メンバーの一人が、船中の生簀にはまってしまい、急遽リタイアで総勢9名の釣行である。釣り場は港から5分ほどのところで、釣りながら、街中を走る自動車が見える近さである。エサは生きた片口イワシを下あごから上あごに針を通すだけである。もう一本の針はぶらさげておく。アジやサバと違い簡単には釣れない魚なので、初めの1時間ほどは辛抱の時間であった。それでも8時30分くらいから、ぼつぼつ釣れ始め、私にも大型カレイほどのヒラメがかかった。通常、ヒラメ釣りはヒラメ40とかヒラメ50とかいって、あたりがあってから4,50秒待ってから、あおるように竿を持ち上げるのだが、今回のヒラメは10秒ほどで充分であった。水深が20メートルから40メートルと浅いのと、型が小さいので、魚がせっかちなのか、すぐに針を飲み込んでくれる。海は梅雨時の特徴でもある静かなうねりを繰り返している。雨も思ったほど降らず釣りに専念できる好条件である。底は砂地のようで、仕掛けを失くした人はいなかったようだ。多く釣るか否かは若干の腕と運のあるなしであろう。沖上がりを1時間ほど早めて午後1時30分には終了した。結果は坊主が一人で、あとは1匹から6匹の釣果であった。ちなみに私は5匹であった。私としては大満足である。関心のある人は五エム丸のホームページ6月14日分に今回の参加者のうち大滝会長以下5人が映っています。
もちろん、夕飯はヒラメの刺身と塩焼き、潮汁であった。ちなみに優勝は足を怪我した赤坂地区エンブリッチ杉山さんの息子さん、2位は千代田中央支部大原さん、3位は松渕さん、外道賞は大きなスズキを釣り上げた全宅住宅ローン松村さんであった。次回は11月頃になろうか、楽しみである。
報告者 赤坂地区幹事 宮本康夫