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新橋地区「東北研修旅行」の記事を掲載しました

2012.12.26

瑞巌寺にて
瑞巌寺にて

東日本大震災復興祈願 新橋地区親睦研修旅行会

 平成24年9月8日(土)早朝、残暑厳しき初秋の晴天に恵まれ八田地区長始め一行16人は、東京駅から一路東北新幹線で仙台駅に到着しました。
 まずは沿岸部の塩竈市の塩釜神社へ参り、全員で復興祈願をいたしました。そして海岸線に出て武田の笹かまぼこの工場に向かいました。工場兼店舗の1階が津波襲来で水没し、その時の波高が壁に残っていました。一年余りの休業を強いられ苦労してやっと再開できたとのことでした。2階が大食堂になっており当時そこに逃れて近隣の方々とともに数日しのがれたようです。
  昼食買物後、遊覧船に乗り松島港を目指しました。島めぐりの船上かわいいいかもめの群れとガイドさんの快活な話に皆大いに盛り上がりました。松島港から瑞巌寺を巡回しましたが津波に侵食された松林や未だに被害でシャッターを降ろしたままの商店も目につき憂慮しました。その後、宿泊先の鳴子温泉までの2時間程の車中において、バスガイドさんから大震災の時の様子やその後の地元の方々の状況など様々な話を聞かせていただきました。東京にいてニュース報道等では流されていない生々しい何ともつらい話しを聞き、実際に体験した方々の気持ちとかその後の人生観とか何ともいえないものがありました。我々も教訓として活かさなければならないと考えさせられることでございました。

 2日目は2011年に世界文化遺産に登録された平泉の方まで足を延しました。中尊寺の本堂、金色堂や毛越寺の浄土庭園などを巡り、奥州藤原氏の都の素晴らしい歴史遺産に接することができました。改めて先人の残された文化の偉大さに思いを巡らせたことでございました。そして一方、世界遺産になったということで観光的な人々の熱気も随所に感じ、誠に喜ばしいことであろうと思いました。
  戻る車中でバスガイドさんから「東京から東北の方に来ていただけるだけでも復興のためになるので、是非とも皆さんまたこちらの方まで来て下さい・・・」との言葉を頂き、名残惜しくも足早な旅の終わりとなりました。誠にありがとうございました。



2012.12.25
宅建みなと新橋地区厚生委員
谷 昭祐

遊覧船から松島を臨む
遊覧船から松島を臨む

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