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宅建みなと新橋地区平成26年度親睦研修旅行の報告

2014.11.14

瑠璃光寺五重塔
瑠璃光寺五重塔

 毎年恒例の新橋地区の親睦研修旅行として下関方面へ一泊二日で行ってまいりました。平成26年11月8日(土)羽田空港より山口宇部空港へ到着、現地ガイドさんの歓迎を受けまずは一路県都山口市方面へ、第一印象は県庁所在地としては意外とこじんまりした街に感じました。大昔、朝鮮半島から来た大内氏がこの地を治め、室町~戦国期にかけては大内文化として隆盛を極めたようで、車中ガイドさんからいろいろと山口県の歴史、地理、偉人等の興味深い説明がありました。昼食は皆でご当地名物の瓦そばを戴きましたが私も含め初めての人が多く、瓦の上で焼かれた日本そばには驚きました(屋根瓦の生産が盛んだったことからのよう)。そして紅葉の中をそぞろ歩き日本三名塔の一つといわれる瑠璃光寺・五重塔(国宝)を拝観し、歴史的な木造建築様式を学びました。次いでバスは一路日本最大級のカルスト台地で国定公園の秋吉台に向かいました。山頂付近まで行くとなだらかな山腹に雄大な景観をつくっている石灰岩群が目に入ってきました。聞くところによると約3億5千万年前は海であってサンゴ礁として誕生し、長い年月を経て今のようなカルスト台地が形成されたようです。お目当ての日本一の大鍾乳洞・秋芳洞に到着し、皆で洞窟に入ることになりました。地下深くの洞窟の闇の中には3億年もの歳月の地下水により形成された鍾乳石の神秘さが広がっていました。大地の静けさの中に秘めたる力が創り出した様々な天然造形美と地球の歴史がもたらした偉大さを目の当たりにし深く感銘いたしました。夕闇迫る中を後に日本海側にある宿泊先の川棚温泉に到着、露天風呂で安らぎのひとときの後、地元響灘でとれた新鮮な魚と下関ふぐを皆で囲みました。おいしい魚を前に徐々にお酒も進み維新の志士ばりの議論が延々と続いて夜が更けていきました。
 二日目の朝は関門海峡の方へ向かいました。壇ノ浦の戦い・平家一門の武将を祀る赤間神宮を参拝し、春帆楼(下関講和条約記念館)を通り波止場まで行き、水族館のかわいいイルカのショーでひとときを楽しみました。自由行動では武蔵と小次郎の決闘の聖地として有名な巌流島まで数名で渡り(噂に聞いていましたが潮流が極めて速いことを体感)、関門海峡の古に思いをはせることができました。しばし市場で新鮮な魚介類のお土産を手にした後はバスで関門橋を渡り九州の玄関口・門司港に到着し、旧門司三井倶楽部(国の指定重要文化財)の1階レストランでお昼となりました。大正期に建てられた格式の高い趣のある木造の洋館を視察した後、港の周りのその他のレトロな建物等を散策したうえで北九州空港に向かい帰路へ。あっという間の二日間でありましたが、天気も何とかもち無事に有意義な親睦研修旅行となりましたことをご報告させて頂くとともにお世話になった皆様に御礼申し上げます。

(新橋地区・谷 昭祐)                               以上

川棚グランドホテル前にて
川棚グランドホテル前にて

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